資料詳細
項目 | 内容 |
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資料番号 | CH00005620 |
形状 | |
資料名 | 1967年当時の12号館 |
作者 | 学校法人三浦学園(現 学校法人中部大学) |
設置場所 | (画像) |
コレクション名 | |
計測値 W(mm) | |
計測値 D(mm) | |
計測値 H(mm) | |
分類 | 中部大学の歴史/写真 |
解説 | 1967年の、12号館(第一学生ホール)の学生食堂の建設当時の写真。鉄筋コンクリート造、平屋建て。大学構内で現在複数ある食堂のうち、最初期に建てられた。キャンパスのほぼ中央の、9号館北、プロムナードの西にある。約250人用のテーブルと椅子を並べることのできる学生食堂は、レセプションや学生の自由な交流の場ともなるよう、多目的な用途を目的に、頑丈でかつ開放的な設計が試みられた。東西45メートル、南北30メートルのコンクリートの大屋根。2.5メートル間隔の格子梁の、交点をずらして外周部以外で柱を間引いて市松状の柱配列。中央部にはトップライトをもうけて採光をとっている。 設計のための調査や各種の実験には、当時の工学部建築学科の教員やその関係研究者らが協力して参画した。コンクリートの円柱と水平の屋根がかたちづくる建物の外観の姿は、いつくしかギリシア神殿の「パルテノンのよう」と評す人もいるとか。耐震補強のため、柱頭部分に鉄材による補強が施されているが、これはできるだけ建設当時の外観を変えないでおくために工夫されたという。この建物の西北には芝生の広場が広がり、野外舞台、学生のサークル棟、グラウンドといった学生の課外活動の空間につながっている。12号館の大きなガラス窓や円柱下のテラスからは、これらの景観を一望することができる。 |