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資料詳細

項目 内容
資料番号 CH00005567
形状 建築・景観
資料名 爛柯軒(らんかけん・立礼式茶席建築)
作者 設計:伊藤平左エ門(12世)
設置場所
コレクション名
計測値 W(mm)
計測値 D(mm)
計測値 H(mm)
分類 文化史/建築・景観
解説 中部大学春日井キャンパスの池泉式の日本庭園の一画に建設した立礼式の茶席建築。高さ2.5メートル、床面積9平方メートルの小茶亭。工法庵、洞雲亭で用いた古材の余材(東京・靖国神社本殿解体修理の取り換え古材)を用いて建築。爛柯軒の名称は伊藤平左エ門(12代)名誉教授が、中国の物語に由来するもので学びの理想を連想した言葉として選んだ。「道に迷った木こりが棗の木の下で楽しそうに碁を打つ童子の姿にみとれていて、ふと気がつくと傍らの斧の柄(柯)が朽ち(爛)ていた」という中国の故事にちなんでつけられた。この意図は、「大学は時を忘れて研究できるところと、大学への思い」にあるという。「学び舎は 読み書き足りて 斧の柄の 朽ちし所よ 楽しかりけり」(伊藤平左エ門名誉教授による替え歌)。建物内に設置された扁額の「爛柯軒」の文字も、伊藤平左エ門(12世)名誉教授が自ら彫刻して制作された。通常は非公開だが、大学催事日に公開することがある。