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資料詳細

項目 内容
資料番号 CH00005566
形状 建築・景観
資料名 洞雲亭(江戸時代古民家移築、修復建築)
作者 中部大学工学部建築学科(伊藤平左エ門他)
設置場所
コレクション名
計測値 W(mm)
計測値 D(mm)
計測値 H(mm)
分類 文化史/建築・景観
解説 中部大学春日井キャンパスの池泉式の日本庭園の一画に建設した古民家の移築修復建築。香川県小豆島の真言宗寺院の観音寺の庫裏にあたる建物を、中部大学の春日井キャンパスに移築修復した建築。構造は、本瓦葺の二重屋根を持つ入母屋造。棟飾りに鯱を象る鵄尾(しび)を飾る風格のある作り。江戸時代(1812年・文化9年)の棟札が遺る。瀬戸内海地方の典型的な民家の遺構として貴重であるとし、教育施設として中部大学で再利用するため移築修復保存。教員、専門職に伝統工法の指導を受けながら、卒業研究生らが実務実習を兼ねて、現地調査から復元図や設計図の作成、修復材の実験、各建築作業工程に参加し、完成させた。設計監修の一人に、伊藤平左エ門(12世)名誉教授がいる。現在もキャンパスにおいて、工法庵とともに現役の迎賓施設として活用している。通常は非公開だが、大学催事日に公開することがある。庭園には、ヤマボウシ、ナンテン、ヤマモミジ、コブシ、ドウダンツツジなどの四季折々の植物が植えられている。