資料詳細
項目 | 内容 |
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資料番号 | CH00005565 |
形状 | 建築・景観 |
資料名 | 工法庵(利休茶室復原建築) |
作者 | 中部大学工学部建築学科 |
設置場所 | |
コレクション名 | |
計測値 W(mm) | |
計測値 D(mm) | |
計測値 H(mm) | |
分類 | 文化史/建築・景観 |
解説 | 中部大学春日井キャンパスの池泉式の日本庭園の一画に建設した復原茶室建築。江戸時代の建築指南書『数寄屋工法集』の「妙喜庵利休囲」をもとに、原寸どおりに、中部大学の春日井キャンパスに再現した利休の二畳茶室の復原建築。教員、専門職に伝統工法の指導を受けながら、卒業研究生らが実務実習を兼ねて、図面の作成から各建築作業工程に参加し、利休没後400回忌の記念の年に完成させた。設計監修の一人に、伊藤平左エ門(12世)名誉教授がいる。実際に建造物として建てることで、現存唯一といわれる利休茶室「国宝待庵」(京都府)の構造と一部異なる見解に至るという発見が見出された。また棟上げ式では、近世以前の伝統衣装を身につける宮大工の祭礼を再現して執り行われるなど、建築研究の分野のみならず、茶事の盛んな東海圏において広く注目を集めた。通常は非公開だが、大学催事日に公開することがある。 |