資料詳細
項目 | 内容 |
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資料番号 | CH00005600 |
形状 | 自然史 |
資料名 | ヒメヒカゲ |
作者 | 日本産蝶類藤岡コレクション |
設置場所 | |
コレクション名 | 日本産蝶類藤岡コレクション |
計測値 W(mm) | 39 |
計測値 D(mm) | |
計測値 H(mm) | |
分類 | 自然史 |
解説 | 和名:ヒメヒカゲ ラテン語:Coenonympha oedippus (Fabricius, 1787) 英語名:False Ringlet 亜種名:中部地方山地産 ssp. annulifer Butler 1877 中国地方産 ssp. arothius Okada & Torii, 1945 雄雌の区分:♀ 採集地:名古屋市緑地公園 採集年:26,Jun.,1969 採集者:不明 主な特徴: 形態的特徴:♂♀とも前後翅表の地色は黒褐色。後翅後角部に通常2個の黒斑を表す。前後翅裏面の地色は明るい黄褐色。通常前翅に2₋4個、後翅に3₋5個の黄色の縁取りの明瞭な眼状紋を表す。 生態的特徴:年1化。本州中部では通常7月上旬から、中京地区の低地では、早い年では5月上旬から、中国山地では6月上旬から発生する。越冬態は若齢(2-3齢)幼虫。食餌植物との関係で湿地に多い。草原の草丈以上の高さを飛翔しない。湿地近くの草原を緩やかに飛ぶ。訪花吸蜜の観察例は少ない。獣糞に集まることがある。 食餌植物:カヤツリグサ科ヒカゲスゲ類。 主な分布地域、その他: 本州特産。棲息域は中部山地と中京地区と中国山地に分断される。北海道には近縁種シロオビヒメヒカゲCoenonympha hero (Linnaeus, 1761)を産する。 国外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシア沿海州加羅シベリアを経てヨーロッパ全域、すなわちユーラシア大陸北部全域に産する。 |